iPhoneの内部音声をPCに出力し録音する裏ワザ

PCでiPhoneの内部音声を録音するにはまずその音声データをiPhoneからPCに出力して再生する必要があります。

ここではBluetooth Audio ReceiverというWindows用のフリーソフトを利用します。ストアから直接インストールできます。名を見ればわかるように、BluetoothからPCに出力してくる音声データを受け取り、再生できるソフトです。使い方は下記をご参考頂けます。

①BluetoothでiPhoneスマホとWindows PCとを繋ぎます。

②Bluetooth Audio Receiverを実行します。画面にはPCに繋いでいるBluetoothデバイス、つまりiPhoneスマホが表示されており、それを選択し、「Open Connection」をクリックすれば、iPhoneの内部音声をPCに出力することができます。

③iPhoneスマホの方ではBluetoothイヤホンを使用しているのと同じ状態ですから、直接音声データを再生してみてください。iPhoneの内部音声がbluetoothを経由してPCで再生していることが分かります。

④「Close Connection」をクリックすれば接続を閉じることができます。

iPhoneの内部音声をPCに出力できたら、PC用の録音ソフトを利用すれば、それを簡単にキャプチャできます。

ここでは2つの方法があります。Bluetoothを使ってiPhoneの内部音声をPCで再生できますから、それをPCの内部音声として録音するのが一つ目の方法です。音声データをBluetoothを経由してPCに出力しているiPhoneスマホはPCのライン入力デバイス（PCのOSによってマイクデバイスになっている場合も）に判断されますから、直接ライン入力音源を録音するのが二つ目の方法です。

①WonderFox HD Video Converter Factory Proを実行し、「録画」機能を開きます。

②画面トップにあるスピーカーのアイコンをクリックして録音インターフェースに切り替えます。

③「形式」ドロップダウンリストから録音データの保存形式を選択します。WAVをおすすめします。

④方法1、つまりBluetoothを経てPCで再生しているiPhoneの内部音声を録音するには「システム音」のチェックを入れ、「マイク音」のチェックを外します。方法2、ライン入力音源としてiPhoneの内部音声を録音するには逆に「システム音」のチェックを外し、「マイク音」のチェックを入れます。それから「マイク音」ドロップダウンリストからライン入力デバイスを選択します。

⑤「▼」アイコンをクリックして録音データの保存先を設定します。

⑥「REC」ボタンをクリックし、Windows PCに出力されたiPhoneの内部音声を録音し始めます。

⑦「Ctrl+F1」を押せば録音を終了できます。

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