Windows10/11標準搭載のボイスレコーダーはパソコンの内部音声とマイク音声を一緒に録音することができますから、Web会議やビデオ通話などを記録するのに役立ちます。また、イヤホンを使う際にも、イヤホンから聞こえる音声とイヤホン付属のマイクの音声をボイスレコーダーで録音できます。ここでは具体的な利用手順を説明します。
①検索ボックスに「ボイスレコーダー」を入力し、アプリを起動します。
②画面右下の「...」をクリックし、「マイク設定」を選択します。そして設定画面で「アプリがマイクをアクセスできるようにする」オプションをONに設定しておけば、ボイスレコーダーでマイク音声を録音できるようになります。
③画面中央の録音アイコンをクリックし、ボイスレコーダーでイヤホンの音声を録音し始めます。録音を一時停止したり、再開したりできます。また、マーカーを追加することもできます。
④画面下の「トリミング」をクリックして録音データから不要な部分を削除することができます。
⑤「...」アイコンをクリックし、「ファイルの場所を開く」を選択すれば、録音データを確認できます。
イヤホンを使う際にも、ボイスレコーダーでパソコンの内部音声と外部音声を録音できますが、下記のようなデメリットもあります。
①ボイスレコーダーでイヤホンについているマイクの拾う音声を録音できない場合があります。
②ステレオミキサーがないPCでは、ボイスレコーダーでPCの内部音声(イヤホンから聞こえる音)を録音できない可能性があります。
③ボイスレコーダーの録音データは互換性が比較的悪いM4A形式で保存されます。
④ボイスレコーダーはBluetoothのイヤホンの音声を録音できません。
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上記のデメリットを考慮して、ここではボイスレコーダーの代替ソフトとして、WonderFox HD Video Converter Factory ProというWindows用の強力な録音ソフトを紹介したいと思います。
手軽にパソコンのシステム音声とマイク音声を録音することはもちろん、イヤホンを使う際にもイヤホンから聞こえる音と付属のマイクで拾う音を同時に録音したり、片方だけを録音したりできます。有線で繋ぐイヤホンでも、Bluetoothで繋ぐイヤホンでも同様に録音できます。そしてパソコンにステレオミキサーが搭載されていなくても同様に録音できます。
録音データは高音質のWAVまたはMP3、AAC、AC3形式で保存されます。必要あれば、「変換」機能を使って録音ファイルをFLACやOGG、WMAなど他の各種の形式に変換することができます。また、結合や切り取り等で録音データを編集する機能もあります。
①ソフトを実行し、最初の画面で「録画」機能を開きます。
②画面トップにあるスピーカーのアイコンをクリックして録音インターフェースに切り替えます。
③「形式」ドロップダウンリストから録音データの保存形式を選択します。
④イヤホンから聞こえる音を録音するには「システム音」のドロップダウンリストからイヤホンを選択すればいいです。また、「マイク音」ドロップダウンリストからイヤホンを選択すれば、イヤホンについているマイクの拾う音声を録音できます。
⑤「▼」をクリックして録音データの保存先を設定します。
⑥「REC」ボタンをクリックし、イヤホンの音声を録音し始めます。
⑦キーボードから「Ctrl+F1」を押して録音を終了します。
この文章ではWindows10/11のボイスレコーダーを使ってイヤホンの音声を録音する方法について紹介させていただきました。ご参考になれたら幸いです。
ボイスレコーダーは標準ソフトとしてインストールする必要がなく、無料でパソコンの内部音声と外部音声を録音できます。パソコンで流れる音楽やWEB会議などを記録したい場合は活用できます。
また、何らかの原因でボイスレコーダーで正常に録音できない場合は、プロの録音ソフトWonderFox HD Video Converter Factory Proをインストールして無料トライアルを使ってみてください。
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