MOVからMPEGに変換するフリーソフトおすすめ3選

MPEGは圧縮率が比較的低いMPEG1とMPEG2だけをサポートするため、ファイルサイズはかなり大きいのですが、その分、デコードする際に再生機器への負担が軽いです。

ここでは高圧縮率のコーデックが採用されるMOVファイルをMPEGに変換できるフリーソフトを3つご紹介し、それぞれの使い方を説明します。お気軽にチェックしてみてください。

WonderFox Free HD Video Converter FactoryはWindowsパソコンで使える動画ファイルの形式変換に専攻するフリーソフトです。MOVやMPEGなどほぼ全ての動画ファイルの読み込みに対応し、書き出しも数百種類の形式＆プリセットが利用できます。無料で動画形式をMOVからMPEGに変換しながら、解像度やフレームレート等のパラメータを自由に調整したり、最低限の品質劣化で動画のサイズを圧縮したり、結合や切り取り等で手軽に動画を編集したりできます。

動画形式変換の他、音声ファイルを読み込んでその形式を変換したり、動画ファイルを音声形式に変換することで音声データを抽出したりすることもできます。また、YouTubeなどの動画サイトから動画をダウンロードする機能も搭載されています。

それでは、早速このフリーソフトをインストールしてMOVからMPEGに変換する手順を読んでいきましょう。

WonderFox Free HD Video Converter Factoryを実行し、「変換」機能を開きます。

「ファイル追加」もしくは画面中央の「+」をクリックしてMPEGに変換したいMOVファイルを選択してソフトに読み込みます。

画面右側の形式アイコンをクリックして出力形式リストを開き、「動画」カテゴリからMPGを選択します。

「パラメータ設定」をクリックしてMPGのコーデックをMPEG1またはMPEG2に設定することができます。また、ここでは動画の解像度などをカスタマイズすることも可能です。

出力フォルダ欄の「▼」アイコンをクリックしてMPEGファイルの保存先を設定します。

最後に「変換」ボタンをクリックし、フリーソフトで動画形式をMOVからMPEGに変換します。

XMedia RecodeはWindowsパソコンで使える、動画エンコード用のフリーソフトです。MOVやMPEG等の動画ファイルを読み込んで形式を変換できるだけでなく、コピー保護されていないDVDディスクやブルーレイディスクから動画データを取り込んで各形式の動画ファイルにエンコードすることもサポートします。そして変換の際に各種のパラメータの調整、切り取りやクロップ等の編集もできます。このフリーソフトを使ってMOVからMPEGに変換する手順は下記をご参考いただけます。

①XMedia Recodeを実行し、「ファイルを開く」をクリックしてMOVファイルを読み込みます。

②「形式」タブの「形式」ドロップダウンリストからMPEG1またはMPEG2を選択し、「ファイル拡張子」ドロップダウンリストからmpegまたはmpgを選択します。

③画面右下の「参照」をクリックしてMPEGファイルの保存先を設定します。

④画面トップにある「エンコード」ボタンをクリックし、無料で動画形式をMOVからMPEGに変換します。

Wise Video ConverterはWiseCleaner社が提供している動画の形式を変換するフリーソフトです。様々な動画ファイルを読み込んでMP4やMKV、MOV、MPEG等の形式に無料で変換できます。解像度やフレームレート、ビットレート等のパラメータを自由に調整できます。そして動画の結合とサイズ圧縮機能も搭載されています。このフリーソフトを使って無料でMOVをMPEGに変換する手順は下記をご参考頂けます。

①ソフトを実行し、MPEGに変換したいMOVファイルをドラッグアンドドロップしてソフトに取り込みます。

②「出力フォーマット」欄の設定アイコンをクリックしてMPEGを選択し、「Ok」をクリックします。

③「実行」ボタンをクリックし、無料で動画形式をMOVからMPEGに変換します。

この文章では無料で動画形式をMOVからMPEGに変換できるフリーソフトを3つ紹介させて頂きました。ご参考になれたら幸いです。

3つのフリーソフトの中、個人的に一番おすすめしたいのはWonderFox Free HD Video Converter Factoryです。手軽に動画ファイルの形式やパラメータを変換したり、ファイルサイズを圧縮したり、簡単な編集をしたりできます。そして超高速で動画をダウンロードする機能もついています。早速インストールして使ってみましょう！