人気と普及度がいずれも一番高い動画形式のMP4ですが、映像が出ない等の不具合が発生し、正常に再生されない場合があります。その原因について、ファイル破損とか、映像コーデックがサポートされないとか、いろいろ考えられます。本当の原因が分かれば、MP4が音声のみになる問題は簡単に解決できます。そこで、この記事ではMP4動画の映像が出ない、音は出る問題が発生する原因をまとめて紹介したいと思います。また、相応な対処法もあわせて解説しますので、Windows Media Player等で再生時にMP4の音声しか再生されない問題に困っているなら、ぜひ読んでみてください。
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メディアファイルが正常に再生されない不具合が発生した場合、まずその原因はファイル自体が破損したではないかと思われます。ファイル自体が破損したら、MP4動画の映像が出ない、又は音声が出ない、さらに再生すらできない等の不具合が発生する可能性があります。実際にこれが原因であるかどうかは確認するすべがありませんが、とりあえずデータ修復ツールを利用してMP4の修復を試みましょう。修復後、MP4の音声しか再生されない不具合が解消されたら、それはそれでいいですが、解消されない場合は原因は他にあると思われます。
MP4の映像が出ないもう一つの原因はもともとMP4に音声のみが含まれていると考えられます。MP4は動画のコンテナ形式で、普通、中には映像データと音声データが含まれていますが、何らかの原因で、例えば本来ある映像データを削除した、又は直接音声ファイルの形式をMP4に変換したなどによって、MP4ファイルに映像データが含まれていない場合、MP4動画は音声のみになるのです。映像が出ないMP4ファイルを右クリックして「プロパティ」の「詳細」タブでビデオ情報とオーディオ情報を確認できます。ビデオ情報がブランクになっている場合、MP4動画の画像が出ない原因はもともと映像データがないからと確定できます。また、修復とは言えませんが、音声のみのMP4を音声形式に変換して音声ファイルとして再生することができます。
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MP4の映像が出ない原因は単にファイルにあるわけではなく、プレイヤーに不具合が発生した可能性もあります。例えばMP4を再生する際に何らかの原因で映像を処理するモジュールが正常に機能しなかった場合、MP4動画は音声のみになる可能性があります。対処法としてプレイヤーを再インストールするか、他のプレイヤーを使うことをオススメします。
映像コーデックがサポートされていない場合、MP4の映像が出ない、音は出る問題が発生する可能性もあります。しかもこれは一番よく見られる原因です。MP4はMPEG4、H264、H265、AV1等の映像コーデックをサポートしていますが、うち、MPEG4とH264は普及度がより高く、基本的に再生時に不具合は発生しません。一方、技術の面で前進したH265とAV1ですが、まだ完全に普及されていないため、この二つの映像コーデックが採用されているMP4を再生しますと、MP4動画が音声のみになる可能性があります。例えばYouTubeからダウンロードしたAV1コーデックのMP4動画をWindows Media Playerで再生すると音声しか再生されない可能性が高いです。対処法としてMP4の映像コーデックを変換するのが一番有効な手段です。次にMP4動画の映像が出ない問題を解決するために、MP4の映像コーデックを変換する方法を簡単に紹介しましょう。
WonderFox HD Video Converter Factory ProはWindowsパソコンで使えるプロの動画変換ソフトです。500以上のプリセットおよび豊富な動画/音声コーデックが用意されており、簡単に動画のコンテナ形式を変換できる上、コンテナ形式を保持してコーデックだけを変換することもサポートします。GPUエンコード技術とライトニングモードにより変換スピードが超速い上、複数のMP4ファイルを一括で変換することも可能です。このソフトを利用してサポートされていないMP4映像コーデックを変換する手順は下記をご参考いただけます。
準備:まずはプロの動画変換ソフトWonderFox HD Video Converter Factory Proを無料ダウンロード無料ダウンロードしてインストールしてください。
WonderFox HD Video Converter Factory Proを実行し、メイン画面で「変換」を選択します。そして「ビデオコンバータ」画面で中央の「+」をクリックして映像が出ない全てのMP4ファイルを選択して一括でソフトに追加します。
コンテナ形式が変わらないように、画面右側の形式アイコンをクリックして出力形式リストを開き、「動画」カテゴリからMP4を選択します。もちろん、必要あれば、映像が出ないMP4動画をWMV等ほかの形式に変換することも可能です。
「パラメータ設定」をクリックします。出てきたパネルの「動画パラメータの設定」セクションで動画エンコーダをMPEG4又はH264に設定します。必要あれば、MP4の解像度やフレームレート、ビットレートなども調整できます。
画面の下にある「▼」をクリックしてコーデックを変換したMP4の保存先を選択します。最後に「変換」をクリックしてMP4を出力します。これでサポートされない映像コーデックによるMP4動画の映像が出ない、音は出る問題を簡単に解決できます。
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本文ではMP4の映像が出ない、音は出る四つの原因及び相応な対処法について紹介させていただきました。お役に立てますと幸いです。四つの原因の中、サポートされない映像コーデックは一番よく見られる原因で、プロの動画変換ソフトWonderFox HD Video Converter Factory Proを使ってこれを簡単に解決できます。また、Windows Media Player等でMP4の音声しか再生されない問題の他、MP4の音声が出ない、iPad/iPhoneでMP4を再生できない等のMP4再生問題はいずれもこのソフトを利用して簡単に解決できます。さっそくインストールして無料で試してみましょう!
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