動画の中に動画を入れる方法

①WonderFox HD Video Converter Factory Proを実行し、メイン画面で「変換」機能を開きます。

②「ファイル追加」若しくは画面中央の「+」をクリックして動画Aを選択してソフトに読み込みます。

③動画を分割するにはツールバーにあるハサミのアイコンをクリックして動画の切り取り編集画面を開いてください。

④タイムラインにある2つの青いスライダーをドラッグして動画Bの開始時間と終了時間を設定してから緑の「切り取り」ボタンをクリックして動画Bを作成します。そして再度2つの青いスライダーをドラッグして動画Cの開始時間と終了時間を設定し、「切り取り」ボタンをクリックして動画Cを作成します。これで動画Aを動画Bと動画Cに分割することができます。後は下の「Ok」をクリックして編集を保存します。

⑤画面右側の形式アイコンをクリックして500以上の形式＆プリセットから構成する出力形式リストを開き、「動画」カテゴリから動画Aの形式を選択します。ヒント：動画分割の時、入出力の形式＆パラメータが一致する場合は独自のライトニングモードが適用され、再エンコードせずに無劣化＆超高速で動画を分割できます。

⑥画面下中央の「▼」アイコンをクリックして動画の出力先を設定します。

⑦「変換」ボタンをクリックしてまず動画Bと動画Cを書き出します。

⑧動画を出力したら、画面トップにある「クリア」をクリックします。

⑨「ファイル追加」ボタンをクリックして動画Bと動画C、それから動画Dを選択して読み込みます。

⑩画面トップにある「マージ」ボタンをクリックして動画の結合画面を開きます。

⑪動画リストから動画BCDを選択した状態で画面中央の「マージ」をクリックして動画結合パックを作成します。パック内の動画クリップをドラッグしてその順を調整できますので、BDCの順でクリップを並べてください。その後、一番下の「マージ」ボタンをクリックして結合パックを保存します。

⑫「変換」ボタンをクリックして結合した動画Eを書き出します。これで動画の中に動画を入れることができました。

上記では時間的に動画の中に動画を入れる方法を紹介させて頂きましたが、時間的にではなく、画面的に動画の中に動画を入れる、つまりいわゆるピクチャインピクチャ（PIP）動画を作りたい方もいらっしゃるでしょう。

Windowsパソコンで画面的に動画の中に動画を入れるにはClipchampという無料ソフトをご利用いただけます。Windows11の標準ソフトですが、Windows10などもストアから無料でインストールできます。使い方は下記をご参考いただけます。

画面的に動画の中に動画を入れる手順

①Clipchampを実行し、「新しいビデオを作成」ボタンをクリックして動画の中に動画を入れる為のプロジェクトを作成します。

②「メディアのインポート」をクリックして二つの動画を読み込みます。ここでは説明の例として、動画Aの中に動画Bを入れることにします。

③動画Aをタイムラインに配置してから動画Bをその上のトラックに配置します。そして動画の画面上で動画Bのサイズや位置を調整します。これで動画Aの中に動画Bを入れることができます。

④画面右上の「エクスポート」をクリックして編集後の動画をMP4形式で書き出します。