TS(Transport Stream)ファイルとは、映像や音声データを記録するファイル形式の一つで、フルネームはMPEG2-TSと呼びます。テレビ放送以外、AVCHD対応のデジタルビデオカメラで撮影した映像、BDMV(Blu-ray Discの標準動画記録形式の一つ)のメディアデータ本体の記録もTSファイル形式を使っています。
次の内容はTSファイルを圧縮する方法を紹介します。ご興味がある方、ぜひ続きをお読みください。
今回TSファイルを圧縮するには、コーデック変換、圧縮率調整、パラメータ変更(解像度、ビットレート、フレームレートの数値を下げる)、ファイル切り取りといった4つの方法に分けます。
そして、使っているソフトはWonderFox HD Video Converter Factory Proです。このソフトは上記の方法を全部実現できる上に、複数のTSファイルを一括圧縮できる機能もあります。さらに、カット、回転、エフェクト追加などの編集機能も備えています。
まずWonderFox HD Video Converter Factory Proを実行し、最初画面で「変換」をクリックします。
ビデオコンバータ画面で、「+ファイル追加」、または「+フォルダ追加」をクリックして、圧縮したいTSファイルを追加します。
方法1:TSファイルのコーデックに変換
H265はかなり圧縮率の高い動画コーデックです。TSのコーデックをH265に変換すれば、動画の品質を損うことなくて、TSファイルを圧縮できます。
右側の形式アイコンをクリックして、「動画」タブに移動して、「H265 for MP4」を選択します。
方法2:圧縮率を調整
圧縮率を調整する前に、右の形式アイコンをクリックして、「動画」カテゴリーで元ファイル形式「TS」を選択します。
画面下部の「バッチ圧縮」ボタンをクリックして、スライダをドラッグすれば、圧縮率を調整できます。
ヒント:「バッチ圧縮」を利用できない場合は、「パラメータ設定」で各パラメータ数値を元ファイルと一致させてください。
方法3:パラメータを変更
方法2と同じ、まず右側の形式リストから「TS」形式を選択してください。
そして、右側の形式アイコンの下にある「パラメータ設定」をクリックします。
「パラメータ設定」で解像度、ビットレート、フレームレートなどのパラメータ数値を下げれば、TS動画のファイルサイズを圧縮することができます。
パラメータを変更した後、「OK」をクリックして設定を保存してください。
方法4:TSファイルを切り取り
TSファイルの不要な部分を削除すれば、簡単にファイルサイズを小さくできます。
青いツールバーにある「切り取り」アイコンをクリックして、カット画面を開きます。
2つのスライダーをドラッグして、必要な部分を選択した後、緑の「切り取り」をクリックします。
最後、「OK」をクリックして、設定を保存します。
以上の設定が完了したら、画面下の逆三角形をクリックして、ファイルの保存先を設定します。
最後、右下の「変換」ボタンを押して、TSファイルの圧縮を始めます。
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以上はTSファイルを圧縮する全部の方法でした。WonderFox HD Video Converter Factory Proは、またTSファイルを結合したり、分割したりするなどTSファイルを編集することもできます。ご興味があれば、ぜひこのソフトを無料ダウンロードして試してみてください。
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