アフターエフェクト(AE・After Effects)で書き出した動画ファイルの容量が予想以上に大きい?
本文では、本文では、アフターエフェクトで書き出したMP4などの動画を軽くする方法を紹介いたします。
AEで書き出した動画の容量が大きい理由
非可逆圧縮:AEで書き出された動画ファイルは、デフォルトでロスレス(非可逆)形式になっており、画質劣化が一切されていないため、画像の細部やオーディオ品質が完璧に保持されています。これにより、高画質ですがストレージ容量を多く消費します。
解像度とフレームレート:動画ファイルの解像度やフレームレートが高いほど、ファイルサイズも大きくなります。これらのパラメータは、AEの書き出し設定で調整可能です。
フォーマット/コーデック:AEは、圧縮率の高いフォーマット/コーデックの読み込みには対応していますが、書き出しには対応していないため、圧縮率の低いフォーマットしか選択できず、結果としてファイルサイズが大きくなります。
レンダーキューの設定を調整
「ファイル」>「書き出し」>「レンダーキューに追加」を選択します。
レンダーキューパネルで、画質の設定を「最高」から下げることでファイルサイズを減らすことができます。
Adobe Media Encoderを使用
After Effectsで「Adobe Media Encoderキューに追加」を選択して、Media Encoderで書き出し設定を行います。
Media Encoderで、ビットレート設定を下げることでファイルサイズを小さくできます。
圧縮ソフトを使用して動画を軽く
圧縮ソフトを使用して、ビットレートや解像度を下げることでファイルサイズを減らすことができます。
これらの方法を組み合わせることで、動画の品質を保ちつつ、ファイルサイズを効果的に軽減することが可能です。次、圧縮ソフトを使用してアフターエフェクトで書き出したMP4などの動画を軽くす方法を紹介いたします。最もシンプルで効率的な方法で、興味のある方はぜひお読みください。
アフターエフェクトで書き出した動画を軽くしたい場合は、WonderFox HD Video Converter Factory Proをおすすめします。このソフトは、アフターエフェクトで書き出した動画を含め、ほとんどの大容量・高品質(高ビットレート・高フレームレート・高解像度)動画ファイルを読み込めます。MP4、M4V、WMV、AVI、MOV、MPEG-4、H.264、H.265 (HEVC)、Windows Media、Apple ProResなどの様々な出力形式/コーデックを提供します。高度な圧縮アルゴリズムが使用され、画質確保を前提に、動画をできるだけ軽くできます。ついでに言うと、アフターエフェクトから書き出したフレームごとにレンダリングされたロスレスMOVまたはAVI動画をH.264/MP4動画に直接変換することも軽くする効果が期待できます。もちろん、圧縮率を調整することで軽くする(初心者向けの方法)と、ビットレート/フレームレート/解像度などの動画容量関連パラメータを調整することで軽くするという2つの一般的な軽くする方法も提供されています。一括処理とGPUアクセラレーションに対応し、複数の動画ファイルを素早く処理することで時間を節約できます。また、クロップ、編集、結合、ウォーターマーク/字幕の追加などの基本的な動画編集機能と、動画/音楽のダウンロード、画面録画、音声録音、GIF作成などの機能もあります。AEに取り込めない動画/音楽を取り込める形式に変換したり、YouTubeから動画/音楽素材をダウンロードしたりすることもできます。
次に、アフターエフェクトで書き出した動画を軽くする手順を詳しくご説明します。始める前に、Windows PCにWonderFox HD Video Converter Factory Proを無料ダウンロードしてインストールしてください。
動画を軽くするソフトWonderFox HD Video Converter Factoryを立ち上げます。
メイン画面で「変換」をクリックします。
変換画面の左上にある「ファイル追加」をクリックし、アフターエフェクトで書き出した動画を選択してこの動画軽くするソフトに追加します。
「出力フォーマットを選択」ボタン>「動画」>「MP4」をクリックします。ちなみに、フォーマットだけを変換することでも、アフターエフェクトから書き出した動画を軽くする効果も期待できます。
方法1「アフターエフェクトで書き出した動画をワンクリックで軽くする」
変換画面の下にある「バッチ圧縮」ボタンをクリックします。
表示される青いバーにある白いボタンをドラッグし、「0%」から「100%」まで圧縮率を設定します(圧縮率が高すぎると画質が悪くなる可能性があるので、軽くする時に圧縮率を高く設定しないほうがいい)。
方法2「アフターエフェクトで書き出した動画をビットレート調整で軽くする」【おすすめの方法】
パラメータ画面で「ビットレート」の数値を低くすることで動画を軽くします。
ちなみに、動画の元のビットレートがわからない場合は、動画の下にあるツールバーの最初のボタンをクリックして確認できます。また、解像度とフレームレートを下げて動画を軽くすることが推奨されないのは、解像度とフレームレートを下げると動画の画質が著しく落ちる可能性があるからです。
変換画面の下にある「▼」ボタンをクリックし、動画の出力先を選択します。
「変換」ボタンをクリックし、アフターエフェクトで書き出した動画を軽くします。
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