Windows10向けの無料動画編集ソフトお薦め10選

初心者に向いている「WonderFox Free HD Video Converter Factory」は基本的な編集機能を搭載したWindows10用ソフトです。動画のトリミング（長さと画面）、分割、回転（90度回転、上下/左右反転）、エフェクト（十数種類）、字幕追加（ソフトサブとハードサブ）、透かし追加（テキスト、画像）、音声トラック追加、音量調整、色調調整（明るさ、対比、飽和度、色相）、パラメータ変更（解像度、コーデック、ビットレート、アスペクト比など）…など様々な編集を行うことができます。独自のエンコーディング技術の利用で、最大8Kの高画質動画の編集に対応し、編集した動画を様々な種類の形式としてエクスポートすることができます。

それだけではなく、この無料動画編集ソフトには「ダウンロード」機能も付いており、YouTubeなどのサイトから動画や音楽をダウンロードすることもサポートします。

Windows10に内蔵される動画編集アプリ「Microsoft フォト」はインストール不要で利用可能です。トリミング/分割、回転、BGM追加など簡単な編集作業はもちろん、動画にテキスト/カメラモーション/3D効果/フィルタなどを追加、動画の再生速度を変更、動画の黒いバーを削除/表示、動画を16：9から4：3またはその逆に変更、横向きの動画を縦向きに/縦向きの動画を横向きにするなど様々な処理を行うこともできます。パソコンに保存されている動画だけではなく、ウェブからの動画も編集できます。

ヒント：新しいバージョンの「フォト」には「ビデオエディター」ツールが内蔵されず動画を編集できないです。その場合、「フォトレガシ」を入手すればいいです。

「AviUtl」はＫＥＮくんによって開発された多機能無料動画編集ソフトで、ウィンドウズ10を含めほとんどのWindowsパソコンで利用できます。最初はAVIファイルの編集のために開発されたものですが、サードパーティーの入力・出力プラグインの導入によって、AVI以外の動画も読み込んで編集することができるようになります。

動画編集アプリとして、特定場面の切り捨て/切り出し、動画画面のクロッピング、回転・反転、複数動画の連結、動画の音声入れ替え、動画に音声/テキスト/画像/動画などの合成、音量調整、音ズレ補正、インターレース解除、動画にモザイク/ぼかし/シャープ/トランジション効果など様々なエフェクトの追加、色調補正、コーデックによる映像や音声の圧縮…など多様な編集機能が付いています。さらに、拡張編集プラグインの導入でもっと高度な編集も行えます。

「Clipchamp」はシンプルで高機能の動画編集アプリです。Windows11に標準搭載されていますが、Microsoftストアからもダウンロードできるので、Windows10でも利用できます。また、ブラウザ版もあるので、ブラウザから直接利用することもできます。

編集機能については、特定場面のトリミング/分割、指定クリップの拡大/縮小、透明度の調整、複数動画の連結、回転/反転、フィルタかけ、フェードイン/アウト効果追加、トランジション効果付与、再生速度調整、彩度/コントラスト/温度調整、音量調整/音声分離、テキスト/BGM追加、PC画面録画…等々様々があります。ただし、一部の機能（例えば高解像度で編集した動画の出力）を利用するには有料プランに加入する必要があります。

「Avidemux」は多形式に対応動画編集無料ソフトです。不要な場面のカット、動画と動画の連結、動画のリサイズ、クロッピング、回転/反転、フェードイン/アウト効果追加、音量調整、画質/色調補正、ロゴ除去、字幕合成、動画にシャープ/エフェクト/ぼかしなど40種類以上のフィルタの追加…多くの処理が行えます。また、NvidiaのNVENCを利用可能なGPUが搭載されている場合、ハードウェアエンコーディング技術を利用して動画を高速にエンコード/フォーマット変換することが可能です。

「VideoPad」はプロ級の動画を製作できる高性能の動画編集ソフトです。ほぼすべての動画フォーマットに対応し、編集した動画を直接DVDに書き込んだり、YouTubeなどにアップロードしたりすることができます。3D動画の編集や2Dから3Dへの変換にも対応します。

50以上のエフェクトがプリセットされ、動画にモザイクなど様々なエフェクトをかけることができます。もちろん、動画のトリミングや回転、反転、字幕入れ、ロゴ入れ、BGM入れなど基本的な編集ができます。それ以外は、動画の再生速度調整/逆再生、手振れ補正、トランジション効果追加、GIFアニメ作成、動きのある文字テンプレートでタイトルなどの作成、360度動画への文字入れやレイヤー画像挿入、ナレーション録音…といった様々な編集を行うこともできます。また、動画をすぐに作れることができる無料テンプレートもたくさん用意されています。

「Shotcut」は最大4K動画に対応するプロ級無料動画編集ソフトです。動画から特定の場面を切り出し、指定した場面で動画を分割、トランジション効果/フェードアウト/フェードイン効果を追加、テキスト合成、動画から音声を抽出、動画の映像と音声を分離、動画から静止画を切り出し、動画をGIFアニメに変換、動画の回転/反転、再生速度調整、逆再生、色反転、インターレース解除、不透明度調整、色相/彩度/明度調整、音声ノーマライズ/音量ゲイン…といった様々な編集機能が搭載されています。

無料でありながら高機能であるため、本格的な動画を作成したいが費用をかかりたくない方にはお薦めです。

「OpenShot Video Editor」は多くの映像ファイルや音声ファイルの読み込みに対応する無料動画編集ソフトです。トリミングなど簡単な編集ができる上、400種類以上のトランジション効果を利用、動画に3Dアニメーションを追加、動画の再生速度を調整や動画を逆再生、動画から背景を消し去り…など多彩な編集を行うこともできます。

「DaVinci Resolve」はプロ級でも人気のある動画編集ソフトです。無料版と有料版がありますが、無料版でも豊富な編集機能が利用できるので、一般的な動画編集なら無料版だけでも十分です。

無料版は、最大4K動画の編集に対応し、カットなど基本的な編集機能のほかに、カラーコレクション、VFX、モーショングラフィックス、オーディオポストプロダクション（仕上げ作業）などプロ向けの編集機能も搭載されています。

「Windowsムービーメーカー」はWindows10以前に標準搭載されている動画編集アプリです。開発終了のために、Windows10以降は搭載されなくなるが、サードパーティーのサイトからもダウンロードして利用できます。

ほぼすべての動画の読み込みに対応し、編集した動画はWMVまたはMP4として保存されます。インタフェースが分かりやすく、動画のカット/分割、回転、テキスト合成、トランジション効果追加、特殊アニメーション付与、BGM追加、明るさ調整…など豊富な編集機能も付いています。