WonderFoxエンコーダを使用して動画をエンコードする方法

コーデックとは何ですか？

コーデックとは、デジタル動画をエンコード、デコードするソフトウェアまたはハードウェアのことです。「エンコード」と「デコード」というのは、圧縮と解凍という意味です。

エンコードとは何ですか？

動画のフォーマットやパラメータの変換、動画編集、録画や撮影など新しい動画を作成する際に、映像データを圧縮するプロセスです。

フォーマットとエンコーダとは？

まず、この二つは違うものです。分かりやすく言うと、フォーマットは水を入れるカップと考え、エンコーダはその中のH2O分子だと思ってください。エンコーダは、動画コンテンツの圧縮方法、動画の品質、ビットレート、フレームレート、サイズなどを決定しますが、フォーマットは、動画の互換性を決定するカプセル化容器のことです。

動画エンコーダはなぜ重要なのか？

動画が作成または記録されると、デバイスに応じて、動画ファイルに特定の形式およびその他の仕様が与えられます。例えば、動画カメラで撮影された映像は、高品質を維持するために、元のソースの情報が完全に含まれる非圧縮動画としてカメラに保存されています。

とはいえ、こういう非圧縮動画のサイズは大きすぎて転送や保存できないよね。この時、エンコーダを使用して、動画を再エンコードして映像を圧縮することができます。これがエンコーダの主な役割です。または上記で話したとおり、動画の品質、ビットレート、フレームレート、サイズなどもエンコーダによって決められます。

WonderFox HD Video Converter Factory Proは下記のエンコーダをサポートしています。

H.264、H.265、H.263;
AV1;
DivX、Xvid;
MPEG1、MPEG2、MPEG、MSMPEG4、AVC1;
VP8、VP9;
WMV1、WMV2、WMV3;
DVVIDEO;
OGV;
FLV;

- AV1：圧縮率が一番高い次世代のエンコーダで、同じ品質で一番小さいファイルサイズを獲得できます。YouTubeなどの動画サイトで既に実用されていますが、普及度がまだ低く、普段使っているプレイヤーで再生できない可能があります。

- H.264: 現在最も普及している動画エンコーダで、高い動画圧縮率、高速動画エンコード、高品質、小さなファイルサイズ、ほぼすべてのプラットフォームに対応しているなどの特徴があります。また、人気動画共有サイトでオンライン動画を見る場合、H264である可能性が非常に高いです。

- H.265(HEVC): H264に代わる新世代の符号化技術です。画質の向上（最大8K解像度）とサイズの縮小（同じ映像品質で20%～50%のデータ圧縮）を実現し、同じビットレートでも動画品質が大幅に向上します。

- VP9: Googleが開発したオープンソースの映像符号化フォーマットで、一般的なコーデックが使用する帯域幅の半分で、最大4K画質で動画を再生できます。現在はHTML5ブラウザやHTML5のvideoタグを採用したウェブページで広く使われています。

- MPEG4: 動画・音声全般を扱う多様な圧縮符号化フォーマットとして開発され、現在では、3次元コンピュータグラフィクスや音声合成などを含む広範な規格になっています。また、MPEG4エンコーダの圧縮率非常に高いです。

- DIVX: DVDムービーを効果的に圧縮して他のデバイスで視聴することができます。H265規格と最大4K解像度に対応しています。

- Xvid: MPEG-4規格、特にMPEG-4 Part 2 ASPに準拠しています。オープンソースであることが大きな特徴です。

明らかに、高度な動画エンコーダは、同じ解像度とビットレートの条件でも、より高いグラフィックス品質を実現します。