MP3は非可逆的な圧縮形式なので、元々ファイルサイズは小さいです。しかし、MP3ファイルのビットレートが高すぎたり、膨大なデータが格納されたりする場合、MP3ファイルの容量も大きくなる傾向があります。また、大量のMP3ファイルを持っている場合、大容量のMP3ファイルを軽くする必要もあります。
そこで、今回はMP3サイズダウンソフトを利用して、MP3の容量を軽量化する方法について解説いたします。ご興味があれば、読み進めてください。
MP3ファイルの容量に影響を与えるのは、主にファイルのビットレートおよび長さです。
ビットレートは1秒あたりに転送または処理するデータ量のことで、単位は「bps」です。音声ファイルのビットレートが高ければ高いほど音質が良いですが、その代わりにファイルサイズも大きくなります。そのため、ビットレートの値を下げればMP3を軽くすることができます。一方、音質もその分低下される恐れもあります。そのため、この方法を採用する場合、MP3のファイルサイズと音質の間のバランスを取ることに注意が必要です。
MP3ファイルが長すぎる場合、または必要のない部分がある場合、MP3ファイルをいくつかの短いファイルに分割したり、不要な部分をカットしたりすることでMP3をサイズダウンすることができます。
「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」はMP3のビットレート変更と長さ編集ができる強力なMP3サイズダウンソフトです。MP3ファイルのビットレートを下げたり上げたりすることや、MP3を切り取りすることはもちろん、MP3の音量などを調整したり、MP3をWAVなどに変換したりすることもできます。複数のMP3ファイルを一括でサイズダウンするのも可能で、MP3以外の音声や動画ファイルを軽くすることもサポートします。強力なエンコーディング技術で、軽量化されたMP3ファイルの音質劣化を最小限に抑えることができます。
このソフトでMP3ファイルを軽量化する詳細な手順については、以下をご参考ください。
WonderFox HD Video Converter Factory Proを立ち上げたら、メイン画面で「変換」アイコンをクリックします。
そして、「ファイル追加」をクリックしてサイズダウンしたいMP3ファイルを読み込ませます。
ファイルを読み込まれたら、ツールバーにある「i」のようなアイコンをクリックすれば元MP3ファイルのビットレートなどの情報を確認できます。
出力ファイルの形式が変換されないように、まずは出力フォーマットを「MP3」に指定します。
そして、「パラメータ設定」をクリックします。「オーディオパラメータの設定」セクションで「ビットレート」を元より低い値に指定すればいいです。また、必要に応じてボリュームやサンプリングレートなどを変更することもできます。
ツールバーにあるハサミのような「切り取り」ボタンをクリックします。
タイムラインで青いシークバーをドラッグして保存したい範囲を指定します。もしくは、上部で保存したい範囲の開始と終了時間を入力することもできます。完了したら隣の「切り取り」ボタンをクリックしてひとつのクリップを作成します。繰り返して操作すると複数のクリップを作成でき、MP3を複数の部分に分割できます。
最後は、「OK」をクリックします。
「▼」ボタンをクリックして保存先を設定したら、「変換」ボタンをクリックしてMP3ファイルを書き出して保存します。
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