Audacityの「ノーマライズ」機能では1つの音楽ファイルの音量をそろえるだけでなく、複数の音声ファイルの音量をそろえることができます。では、Audacityを使って複数の音声ファイルをノーマライズ方法をご存知でしょうか?今回の記事では、Audacityで複数の音声ファイルをノーマライズする方法を紹介します。
ステップ1、Audacityに複数の音声ファイルを追加
Audacityを起動します。ドラッグ&ドロップすることで複数の音声ファイルをAudacityに追加します。
*ここで使用しているバージョンは Audacity 3.3となります。
ステップ2、Audacityで複数の音声ファイルをノーマライズ
まず、メニューバーのの「選択」>「すべて」を選択して、複数の音声ファイルを選択した状態にします。そして、メニューバーのの「エフェクト」>「音量と圧縮」>「ノーマライズ」を選択すると、「ノーマライズ」画面が表示されます。次に、「最大振幅をノーマライズ」のボックスに希望の振幅の最大値を入力します。デフォルト値は-1 dBです。また、「最大振幅をノーマライズ」の値を「0」より大きい値に設定することは許可されません。振幅を0 dB以上に増加する必要がある場合は、「増幅」機能を使用してください。最後に、完了したら、「適用」ボタンをクリックすると、設定が有効になります。
ステップ3、複数の音声ファイルを出力
メニューバーの「ファイル」>「エクスポート」>「複数ファイルをエクスポート」を選択して、複数の音声ファイルを出力します。
これで、Audacityで複数の音声ファイルをノーマライズする作業が完了しました。いかがでしょうか?また、複数の音声ファイルをノーマライズしたいなら、「Audacity」に加えて、「MP3Gain」、「iTunes」などのソフトでもできますよ。
Audacityでは複数の音声ファイルの音量を上げたり下げたりすることもできます。詳しくは「Audacityで音量を調整(上げる/下げる)する方法」をご参照ください。しかし、Audacityを使って複数の音声ファイルの音量を調整する方法は多くの人にとってちょっと複雑かもしれません。そこで、ここでは複数の音声ファイルの音量を簡単に調整できるソフトを紹介したいと思います。
WonderFox HD Video Converter Factory ProはWindows対応の音声変換・編集ソフトです。MP3、AAC、WAV、OGG、FLAC、ALACなどの様々な音声形式に対応しています。このソフトでは音声ファイルのトリミング、結合、音量調整などの編集作業を処理できます。音量調整機能により、最大10つの音声ファイルの音量を調整することができます。
ステップ1、複数の音声ファイルをソフトに追加
WonderFox HD Video Converter Factory Proを実行します。メイン画面で「変換」機能を選択します。そして、次の画面で複数の音声ファイルをドラッグ&ドロップすることでソフトに追加します。次に、画面右側の形式アイコンをクリックして、「音楽」カテゴリに移動します。「音楽」カテゴリから希望の音声形式を選択します。
ステップ2、複数の音声ファイルの音量を調整
画面右側にある「パラメータ設定」ボタンをクリックして、「パラメータ設定」画面を開きます。そして、「ボリューム」欄でスライダーをドラッグすることで複数の音声ファイルの音量を調整します。
ステップ3、音声ファイルを出力
画面下側で音声ファイルの保存先を指定します。最後に、「変換」をクリックして、音量調整後の音声ファイルを出力します。
以上、Audacityで複数の音声ファイルをノーマライズする方法を紹介しました。お役に立てれば幸いです。
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