Audacityで音量を調整（上げる/下げる）する方法

ステップ１、音量を調整したい音声ファイルをAudacityに追加する

Audacityを起動して、「ファイル」＞「開く」をクリックして音量を調整したい音声ファイルを追加します。または、直接ドラッグアンドドロップすることで、ファイルをAudacityに追加します。

ステップ２、Audacityで音量を調整（上げる/下げる）する

Audacityで音量を調整する方法はいくつかあります。ここでは、Audacityを使って音量を調整するための2つの便利な方法を紹介します。

方法1：ゲインを変更して音量を調整する

音声トラック全体の音量を調整したい場合、これは最も迅速な方法です。追加した音声トラックの左側にあるゲインを変更することができます。ゲインのスライダーを左右にドラッグすることで音量を調整します。下図のように、ゲインのスライダーを右にドラッグすると音量が上がります。なお、6dBの増加は約2倍の音量に相当します。つまり、数値を「6dB」に設定すると音量が2倍になります。

方法２、「増幅」エフェクトで音量を調整する

Audacityの「増幅」エフェクトでは、音声ファイル全体の音量を調整できるだけでなく、特定の部分の音量を調整することも可能です。

全体の音量を調整したい場合は、「Ctrl＋A」キーを押すか、追加した音声トラックの左下にある「選択」ボタンをクリックして、音声トラック全体を選択します。その後、「エフェクト」＞「音量と圧縮」＞「増幅」を選択します。

選択した部分の音量を調整したい場合は、音量を上げたい範囲をドラッグして選択し、「エフェクト」＞「音量と圧縮」＞「増幅」を選択します。

次に、「増幅」欄に数値を入力するか、下のスライダーをドラッグして音量を上げたり下げたりします。「プレビュー」ボタンを押すと、音量調整後の音声ファイルを確認できます。最後に、「適用」ボタンを押せば完了です。

ステップ３、音量調整後の音声ファイルを書き出す

「ファイル」メニューから「書き出し」をクリックし、お好きな形式でファイルを保存します。

WonderFox HD Video Converter Factory Proは使いやすい音量調整ソフトです。ほぼすべての動画や音声形式に対応しています。このソフトには音量調整機能が搭載されています。簡単な操作だけで、音声の音量を最大200％まで上げることができます。このソフトにはバッチ処理モードが搭載されており、複数の音声ファイルの音量を一括で調整することができます。音量のほか、エンコーダ、ビットレート、チャンネル、サンプリングレートなどを簡単に調整することができます。

関連記事：音声/音楽ファイルの音量を調整、サンプリング周波数を変換、音声ファイルの拡張子を変換

以上では、Audacityで音量を調整（上げる/下げる）する方法を紹介しました。お役に立てれば幸いです。