本文では、Premiere Pro（プレミアプロ）でタイムラインにMP4・MOVなどの動画を読み込むと音声しか再生されずに映像が出ない原因とその時の対処法を紹介いたします。Premiere Proで音声しか再生されずに映像が出ない原因は、主に3つ挙げられます。それでは、それぞれを見てみましょう。
1、トラック上のV1/V2/V3などのボタンがONになっていないです。
2、プレビューファイルのレンダリングに失敗して、映像がでないです。
3、動画ファイルの映像エンコードフォーマットがPremiere Proでサポートされていないです。
1、トラック上のV1/V2/V3などのボタンをオンにします。
●トラック上のV1/V2/V3などのボタンをオンにする方法
タイムラインで、トラックの左端にあるV1/V2/V3などのボタンを探します。青色であればオンです。灰色ならオフです。クリックすると状態が切り替わります。また、右側の目のアイコンをオンにしてください。
2、レンダリング設定を変更するか、Premiere Proを再起動します。
●レンダリング設定を変更する方法
上部メニューバーの「シーケンス」オプションをクリックし、「インからアウトをレンダリング」または「選択範囲をレンダリング」を選択します。
ちなみに、GPU加速レンダリングをオンにしない場合は、「プロジェクト設定」で「レンダラー」を「Mercury Playback Engine - GPUアクセラレーション（○○○）」に設定します。
3、動画ファイルをH264などのPremiere Proがサポートする映像エンコードフォーマットに変換します。
映像エンコードフォーマットを変換することで、Premiere Proが一部のフォーマットに対応していないために、音声しか再生されずに映像が出ないというエラーを回避できます。そのほか、フォーマット変換は様々なメリットももたらします。例えば、インポートできない動画ファイルをインポートできるフォーマットに変換することができます。Premiere Proと互換性の高いフォーマットに変換することで、Premiere Proが動画のデコードに費やす余分な負荷を軽減し、ソフトの重さを防止することができます。映像のエンコードフォーマットを変換しながら、字幕の埋め込み/分割/結合/圧縮、解像度/アスペクト比/フレームレート/ビットレート/ボリュームの一括調整など、事前の動画編集/調整をすることができます。
次に、動画ファイルの映像エンコードフォーマットをPremiere Proがサポートするフォーマットに変換する方法についてご紹介します。様々な方法を試しても、Premiere Proで音声しか再生されずに映像が出ないという問題が解決できない場合、お読みいただくと良いでしょう。
今回おすすめしたい動画ファイルの映像エンコードフォーマットを変換するツールは、「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」です。Windowsパソコン用の小型動画編集支援ソフトとして、動画フォーマットの変換をはじめ、さまざまな機能を備えており、「Premiere Proで音声しか再生されずに映像が出ない」という問題を解決できます。使い方は簡単で、わずか3ステップで動画ファイルの映像エンコードフォーマットを変換できます。GPUアクセラレーションと一括変換をサポートしているので、変換は非常に効率的です。独自の動画デコード・エンコード技術により、ほぼ全ての動画ファイルを読み込み、最大8K/120fps/100000kbpsの動画を出力できるので、高画質（高解像度/高フレームレート/高ビットレート）動画もスムーズに扱えます。そのほか、音楽形式変換、動画からの音声抽出、動画・音楽のダウンロード、GIFアニメーション作成、画面録画、音声録音など、便利な機能も搭載しています。つまり、「Premiere Proで音声しか再生されずに映像が出ない」という問題以外にも、様々な問題を解決することもできます。
続いて、動画ファイルの映像エンコードフォーマットを変換する手順を詳しくご説明します。その前に、WonderFox HD Video Converter Factory Proを無料でダウンロードし、Windows PCにインストールしてください。
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Premiere Proを閉じます。
WonderFox HD Video Converter Factory Proを起動します。
「変換」をクリックし、動画変換ツールに入ります。
左上の「ファイル追加」をクリックすると、Premiere Proで映像が出ない動画ファイルをソフトに追加できます。
* このソフトは、バッチフォーマット変換機能を備えているので、Premiere Proで音声しか再生されずに映像が出ない問題を効率的に解決することができます。
右のメディアフォーマットイメージをクリックします。
上のカテゴリーボックスの「動画」から「H264」を選択します。出力形式としてH264を選択すると、出力ファイルの拡張子が.mp4に変更されます。H264でエンコードされたMP4動画ファイルは、Premiere Proとの互換性が最も高いため、動画が元々どのようなフォーマットでも、良い選択となります。
下部にある逆三角形「▼」をクリックし、動画ファイルの保存場所を設定します。
右下の「変換」をクリックすると、Premiere Proで映像が出ない動画ファイルの映像エンコードフォーマットをPremiere Proが対応している形式に変換できます。
変換後、出力された動画ファイルを再度Premiere Proに取り込み、それでもPremiere Proで音声しか再生されずに映像が出ない問題が発生するかどうかを確認します。
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