無造作にASFファイルをより扱いやすい形式に変換する方法

ASFファイルから他の動画フォーマットへの変換方法を紹介する前に、まずASFファイルとは何かを紹介させてください。

ASFとは、マイクロソフトが動画の作成、ストリーミング配信に対応できるよう開発したWindows専用のマルチメディア形式で、正式名称はAdvanced Systems Formatです。

一つのファイルに画像、音声、静止画、URL、テキスト等のデータ格納できることと画像データを高画質を保ったままファイルサイズを小さくできるなどといったことがASFの特徴で、圧縮率はMP4すら凌ぐとされています。

元々AVIの後継ぎとして作られた形式なので、AVIと同じインターネット経由のストリーミング配信によく利用されています。近年はWindows以外のOSでもASFに対応できるソフトが続々と増えていますが、それでも有料のものの方が多いです。

一方、ASFはH.265、MPEG-4等の先端的なコーデックにも対応できるため、汎用性よりも画質を重要視する方は動画作成の際に、ファイルサイズと画質との間のバランスを総合的に考え、逆にMP4よりASFファイルを選ぶ人も増えつつあります。

PS：同じコーデックの場合はMP4より、ASFの方がより高画質で小さいサイズの動画ファイルを圧縮できます。

ASFファイルとは何かをご理解いただいた上で、ASFファイルを他の形式に変換する方法を見ていきましょう。

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このパートからまずASFファイルをMKV、MP4及び他の便利な形式に変換できるソフトをご紹介します。

ASF変換ソフトHD Video Converter Factory Pro

このASF変換ソフトを使えば、ASFファイルをMP4、AVI、MKVの様な動画形式に変換するのはもちろんとして、MP3、AAC、WAVなど音楽形式にも変換できます（合計500以上の出力フォーマットを用意）。

変換速度が速いうえ、変換が失敗したり、変換後のものが再生できなくなったりする様なことはありません。

それから、例え複数のASFファイルがあっても、このソフトに入れれば他の形式に一括変換できます。

更に、何より僅か三ステップでASFファイルをほかの形式に高速で変換できるというところが実にポイント高いと思います。

先のパートでASFファイルを変換する方法をご紹介しました。勿論、そのASF変換ソフトで他の形式をASFに変換することもできますが、この部分で使い勝手さからして、より便利なASFファイルを変換できるオンラインサイトを二つご紹介します

ASF変換サイトAnyconv

公式サイト：https://anyconv.com/ja/

メリット

・ポータルサイト

・携帯デバイスにも対応できます

・操作簡単

・変換速度はそこそこ速い

デメリット

・広告あります

・出力できるフォーマットが少ない

ASFファイル変換手順

・公式サイトにアクセスします

・「ファイルを選ぶ」をクリックし、ASFファイルを追加します

・出力形式のプルダウンメニューで出力形式を選択します

・「変換」をクリックしてASFファイルを変換します

・変換したファイルをダウンロードします

ASF変換サイトConvertio

公式サイト：https://convertio.co/ja/

メリット

・操作簡単

・変換速度が速い

・URLを貼り付けるだけでファイルを追加できます

・300以上の出力フォーマットがプリセットされています

・出力フォーマットのパラメータ数値を調整できます

デメリット

・広告あり

・有料サービスへ誘導される可能性あります

・サインアップしない場合は追加できるファイルのサイズは100MBが上限

ASFファイル変換手順

・公式サイトにアクセスします

・「ファイルを選ぶ」をクリックし、ASFファイルを追加します

・出力形式のプルダウンメニューで「ビデオ」→「○○」の順で選択します

・「変換」をクリックしてASFファイルを変換します

・変換したファイルをダウンロードします

今回はASFファイルを他の形式に変換する方法をご紹介しました。

ASFファイルを汎用性の高い形式に変換する方はさぞ多かろうと存じますが、画質を重要視する方は出力フォーマットを高画質対応形式にしたほうが宜しいかと思われます。

また、ASF形式に対応できる端末が増えれば、いずれは有名な形式になれると筆者は思うのですが、残念ながら今はWindows以外の製品でASFに対応できるソフトはまだまだ少ないようです。

❀長い文章を最後まで読んでくれてありがとうございました。