本文では、Windowsに対応した音声の切り取り方をおすすめします。それぞれ長所と短所があるので、ニーズに合わせて選んでください。
Windowsで音声ファイルを切り取りたい場合、「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」を一番おすすめします。ほぼすべての音声ファイルの形式をサポートしており、MP3、WAV、WMA、OGG、FLAC、AAC、AC3、M4A、MKAなどの一般的な音声ファイルや特殊な音声ファイルの読み込み・出力ができます。切り取りは非常に簡単で、スライダーをドラッグするか、開始時間と終了時間を手動で入力することで必要な部分を選択するだけでできます。ちなみに、音声ファイルから複数のクリップを切り取ったり、作成したクリップを個別に保存したりできます。切り取りで音声ファイルを編集すると同時に、出力フォーマットを選択すれば形式変更ができます。また、Windowsで音声ファイルを切り取ることができるだけでなく、動画の形式変換・編集、動画・音声のダウンロード、GIF作成、録画、録音などの機能も備えています。
次はWindowsで音声を切り取る手順を詳しくご説明します。始める前に、この音声切り取りソフトを無料でダウンロードしてインストールしてくださいね。
Windowsで音声切り取りソフト「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」を開きます。
「変換」タブをクリックします。
「ファイル追加」ボタンをクリックして、音声ファイルを選択してソフトに追加します。
音声ファイルの下にあるツールバーから「切り取り」を選択します。
「開始時間」と「終了時間」を設定するか、タイムライン上でスライダーをドラッグすることで、切り取るクリップを特定してから、右側の緑色の「切り取り」ボタンをクリックします(一度に複数のクリップを作成可能)。
「出力フォーマットを選択」ボタンをクリックして「音楽」カテゴリーで出力フォーマットを選択します。
「▼」ボタンをクリックして出力フォルダを指定します。
「変換」ボタンをクリックして、Windowsで音声ファイルを切り取ります。
「XRECODE3」は、多形式に対応したオーディオコンバーターで、音声ファイルを切り取ったり、結合したり、変換したりすることができます。多くの音声フォーマットに対応しており、mp3、.wav、.flac、.dsd、cue、.tta、.tak、.m4b、.ra、.mkaなどの切り取りができます。他にも、音量を調整したり、テンポを変更したり、フェードイン・アウトをかけたり、無音部分を除去したりすることもできます。マルチコアCPUのパワーを利用することによって、音声処理速度が向上します。
音声切り取りソフト「XRECODE3」をWindowsにダウンロードしてインストールします。
「XRECODE3」を起動してメイン画面から、画面上部の白い部分に変換したいファイルをドラッグ&ドロップして音声ファイルを追加します。
メイン画面から、「出力パス」項目で右上にある「…」をクリックし、出力先を指定します。
出力形式を選択します。
「ユーティリティ」>「分割」>「無音部分」や「時間(秒)」をクリックして切り取りたい部分を選択します。
* 選択されていない部分が切り取られます。
「開始」ボタンをクリックして、Windowsで音声ファイルの切り取りを実行します。
「Clipchamp」は、オンラインで動画・音声を編集できる無料のツールで、Windows用の音声切り取りツールとしても便利で簡単に使えます。タイムライン上の音声ファイルをクリックして長さを調整することで部分的に切り取ることができます。また、音声ファイルにロイヤリティフリーの音楽や効果音に追加したり、動画から音声を分離したり、音声をミュートにしたり、音量を調整したりすることもできます。
Windowsで音声切り取りツール「Clipchamp」を起動し、「メディア」タブから音声ファイルをインポートします。
音声ファイルをタイムラインにドラッグ・アンド・ドロップします。
左・右のスライダーをドラッグして、切り取る区間を決めます。
「エクスポート」ボタンをクリックし、切り取った音声ファイルを動画形式でWindowsに出力します。
* Clipchampは音声ファイルの読み込みは可能だが、動画ファイルの出力にしか対応していないです。
「Audacity」はWindowsやMac、Linuxに対応した、無料の音声編集ソフトです。音声ファイルの切り取りやエフェクト追加などの編集ツールがいっぱいあるのが特徴です。また、VSTプラグインに対応しており、さまざまな音声効果を追加することもできます。
Windowsで「Audacity」を起動し、切り取って編集したい音声ファイルをドラッグ&ドロップで読み込みます。
切り取りたい部分をマウスで選択します。選択範囲を拡大・縮小したい場合、ズームツールを使います。
波形でカーソルを移動して切り取りたい部分の範囲を選択します。
ツールバーで「選択部分以外の音声をトリミング」のアイコンをクリックするか、「Ctrl」+「T」を押して、選択している部分を切り取ることができます。
音声切り取りが完了したら、「ファイル」メニューから「書き出し」を選択し、保存形式とファイル名を指定してWindowsに保存します。
「VLC Media Player」は、Windowsで音声を切り取るのに最適な無料のソフトの一つです。ほとんどの動画形式と音声形式に対応しており、音声の開始位置と終了位置をスライダーで簡単に設定できます。音声の出力形式をMP3、WAV、AACなどから選択したり、音声の品質やビットレートなどをカスタマイズしたりできます。ちなみに、音声の切り取りをしながら、変換や再生もできます。
Windows用音声切り取りソフトVLCをインストールして起動します。
「メディア」>「ファイルを開く」をクリックして、音声ファイルをVLCに追加します。
「表示」をクリックして、「拡張コントロール」を有効にすると、VLCの下部で四つのボタンが表示されます。
音声を再生し、切り取りしたい部分の開始位置に達したら、赤い録音ボタンをクリックして音声の録音を開始します。
切り取りしたい部分の終了位置に達したら、再び赤い録音ボタンをクリックして録音を終了します。録音は終わると、音声が切り取られてWindowsに保存されていきます。
* VLCメニューの「ツール」>「設定」>「入力/コーデック」画面の「レコードファイル名、またはディレクトリ」という項目で、切り取った音声の保存先を確認や変更できます。
利用規約 | プライバシーポリシー | ライセンスポリシー | Copyright © 2009-2024 WonderFox Soft, Inc. All Rights Reserved.